Graduate School of Environmental Studies
● パリ・ヴァル・ドゥ・セーヌ国立高等建築学校とのワークショップ報告
9月16日〜20日にパリ・ヴァル・ドゥ・セーヌ国立高等建築学校(以下ENSA-PVS)において日仏合同建築・都市設計ワークショップが開催されました。本ワークショップは、2009年春以降実施されてきた名古屋大学大学院環境学研究科(以下GSES-NU)とENSA-PVSの合同建築・都市設計ワークショップの第7回目になります。今回はENSA-PVSから15名の修士1年生、GSES-NUからは都市環境学専攻建築学コース博士前期課程1年の彦坂百合子・中村友亮・陳遜・李燕・陶方園の5名が参加しました。
ワークショップのテーマは「Imagining cities without highway?」。パリ都心と郊外を結ぶ位置に立地する街(VILLIERS LE BEL)を抜ける幹線道路のジャンクションを対象に、道路で分断された両側と、都市と郊外を繋ぐ結節点にふさわしい建築・都市空間の提案を行うものです。5つの混成チームに別れて5日間で提案を検討しましたが、参加者の出身国が11カ国と、まさに国際的なワークショップでした。検討時間は5日間と課題内容に対しては短い時間でしたが、最終日には図面(A0版3〜5枚)と模型を使って分析結果と提案内容を発表し、講評を受けました。今回のワークショップを指導したのはENSA-PVSのMarc Dilet教授、Boris Weliachew教授、Evelyne Smolarski講師、GSES-NUの小松尚准教授、村山顕人准教授です。
なお、本ワークショップは、ENSA-PVSとGSES-NUの間で締結された協定及び覚書の下、環境学研究科研究科長裁量経費の支援も受けて実施されました。
● 写真
Marc Dilet教授からの課題説明
現地見学
作業の様子1
作業の様子2
最終成果発表会1
最終成果発表会2
最終成果発表会3
最終成果発表会4
最終成果発表会5