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 この授業は、地球温暖化やヒートアイランドをはじめとする地球環境問題について、人間活動の側面から、緩和策や適応策を知ることができます。また、比較的少人数、質疑応答形式で授業が進められるため、自分だけでは気づかない課題を知るきっかけとなるとともに、環境問題の重要性を身をもって感じることができます。 特に、講義の中で「地球温暖化を悪いものとしてだけ捉えるのではなく、良い面も見るべき」という話をされていたことが印象的で、先入観に捉われず、新たな角度から物事を考える姿勢は、今後の研究にも生きると考えています。都市環境学専攻博士前期課程1年都市環境学専攻博士前期課程1年理学、工学、人文社会科学、異なる専門領域の学生がともに学ぶ環境学研究科ならではの授業です。回授業で学ぶ回授でぶ 15回の授業で学ぶのは、まずは温暖化の実態。地球規模の温暖化と都市固有の温暖化―ヒートアイランド現象について概要をつかみ、次に原因を探り、それが過去、現在、未来にわたってどのような影響を及ぼすか理解し、緩和策や適応策を考えます。地球温暖化のメカニズムを物理数学で解いたり、IPCCのレポートを原文で読むなど、さまざまな方向から温暖化問題に迫ります。「今の学生が社会で活躍する頃には温暖化はもっと深刻になっているでしょう。正しい知識を持って対策を考えてほてほほしいと強く思っています」。 最後は、それぞれが考える温暖化対策をプレゼンテーション。学んだ知識をもそれぞれが考える温暖化対策をプレゼンテーション。学んだ知識をもそれぞれが考える温暖化対策をプレゼンテション。学んだ知識をもももだ識もももとに温暖化を我が事と考え発表とに温暖化を我が事と考え発表します。「温暖化は誰もが避けられない問題。。え表理解するだけでなく、正しい知識を周知してもらうことも期待しています」と飯塚先生は、さらに先をみつめています。温化我 この授業では、温暖化問題とそれに対する緩和と適応について、建築や都市のスケールで学んでいます。先生の質問に私たちが意見や考えを述べながら進行するため、主体的に深く考えることができると感じています。自然科学的根拠をもとに温暖化の影響や緩和策・適応策について学ぶため、視野が広がり、幅広い知識が得られることも魅力の1つです。また、私の研究では、脱炭素化に対応するための建物設備の改修計画を行なっており、脱炭素化の推進によって、地球温暖化の進行を緩和し、持続可能な未来の実現に寄与することを目的としています。そのため、気候変動や極端気象の増加、海面上昇、生物多様性の減少などの影響に対して、危機意識を持ち、地球温暖化対策の重要性や研究の位置づけを再認識することができる授業です。 頻発する極端な気象、生態系の変化…。今や地球温暖化は全世界的な社会問題となっています。「建築や土木を学ぶ学生にとって、気象や気候を知ることは大切な要素。正しく理解できていないと、時代に適したものはつくれません」と飯塚先生。この授業は、学生たちが地球温暖化や都市温暖化(ヒートアイランド)を正しく学生たちが地球温暖化や都市温暖化(ヒートアイランド)を正しく理解し、建築や土木的な側面から温暖化問題にどのようなアプローチができるか考理解し、建築や土木的な側面から温暖化問題にどのようなアプローチができるか考えることを狙いとしています。えることを狙いえるとを狙こを生ち地温化市暖(トイド正プーでる解建や木側か温化題のぞがえ暖対をゼテ

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