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林良嗣名誉教授が世界交通学会学術最高功績賞「ジュール・デュピュイ賞」を受賞

2026年7月、フランス・トゥールーズで開催された第17回世界交通学会(World Conference on Transport Research:WCTR 2026)において、環境学研究科、工学研究科出身の林良嗣名誉教授が「Jules Dupuit Prize 2026(ジュール・デュピュイ賞)」を受賞しました。

ジュール・デュピュイ賞の名称は、公共経済学、費用便益分析の創始者として知られる19世紀フランスの土木技術者・経済学者Jules Dupuitに由来します。

同賞は、世界80カ国、1,500余名の会員で構成される世界交通学会(World Conference on Transport Research Society:WCTRS)が、交通分野において長年にわたり卓越した学術的成果を挙げ、交通政策や国際的な研究活動、研究ネットワークの形成、さらにWCTRSの発展に顕著な貢献を果たした研究者を3年毎に一人を顕彰する、世界交通学会における最高位の学術功績賞として位置付けられています。

今回の受賞では、林教授が長年にわたり独自に開拓してきた1) 交通インフラ整備が住宅立地など土地利用・地価・環境に及ぼす影響、持続可能なモビリティ・都市域マネジメント、プロジェクト評価の国・地域のGDPから個人のQuality of Life(QOL)への転換によりSDGsの「誰も取り残さない」か否かの評価を可能にした先駆的研究、2) 研究で得られた交通―土地利用―環境―QOL評価モデルによる東京湾アクアライン、つくばエクスプレス、バンコク都市鉄道導入、リニア中央新幹線、インド新幹線など実インフラプロジェクトのアセスメントに加え、3) 世界銀行、国際交通フォーラム(ITF)、気候変動枠組み条約締約国会議(UNFCCC-COP)への参画、そして、世界の物理学、生態学、哲学など多分野の卓越研究者、ゴルバチョフら国際政治家を擁してきたローマクラブにおける交通界唯一の正会員・理事としての活動による、広範なネットワーク形成への貢献が高く評価されました。

(参考)世界交通学会ホームページ関連記事
https://wctrs-society.com/jules-dupuit-prize-2026-awarded-to-prof-yoshitsugu-hayashi/