プログラム
プログラム
環境学研究科は、学理の「環境学」を体系化するため、研究科共通科目として文理にまたがる環境問題を扱う「体系理解科目」(博士前期課程)および「研究科共通科目」(博士後期課程)を複数提供することに加え、多様な教育プログラムを提供していることが大きな特徴です。
国際的な環境リーダーを育成する「国際環境人材育成プログラム」(都市環境学専攻持続発展学コース博士前期課程)、パリ・ヴァル・ドゥ・セーヌ国立高等建築学校と天津大学建築学院との国際学生建築・都市設計ワークショップ「合同建築・都市設計ワークショップ」(都市環境学専攻建築学コース)、
フィールドワークを実施して地域問題の解決策を提案する「統合環境学特別コース」(博士後期課程)、名古屋大学大学院の6研究科で連携して持続可能な開発に関する教育(ESD)を実施する「名古屋大学大学院6研究科連携ESDプログラム」(博士前期課程)、
そして社会人が現職のまま大学院に入学し、環境学研究科が有する様々な研究リソースやネットワークを利活用しながら環境問題の解決に取り組んで学位取得を目指す「知の共創プログラム」(博士後期課程)など、学生の多様なニーズに合わせた教育と研究の場を提供しています。
これらの教育プログラムの多くは、当研究科の学生数の4割を占める留学生が参加しております。私たちは、留学生をサポートし、学生間の交流を促すために、
「国際室」(https://international.env.nagoya-u.ac.jp/)を2018年に設置しました。国際室では、環境総合館4階に学生交流スペースを設けると共に、
留学生を含めた学生交流のための様々な行事を企画しております。国際色豊かな環境学研究科に入学したら、ぜひ積極的な異文化交流を行ってください。きっとこれまでとは違った新たな発見があると思います。
学内・国内外との連携で、教育・研究プロジェクトも活発に行われています。
環境学研究科国際室
環境学研究科の学生のみなさんの国際力強化および留学生の支援を目的として、様々な機会を提供しています。
日本人の学生と留学生との共修の場として、国際室ラウンジや交流活動(スタディツアー、日本語/英語勉強会)、海外の大学への短期派遣、NUGELP・Global30などの教育プログラムの提供をおこなっています。
国際環境人材育成プログラム
環境問題の解決に貢献する国際的な環境リーダー育成のための教育プログラム(博士前期課程)です。
留学生と日本人学生の割合はおよそ2:1。特色ある体系的な教育をすべて英語で行います。
統合環境学特別コース
地球規模から地域規模にわたる環境問題を俯瞰する広い視野を持ち、問題解決に向けた実践的な提案ができる人材を育成する博士後期課程のコースです。
6研究科連携ESDプログラム
名古屋大学大学院の6研究科(環境学、国際開発、生命農学、工学、経済学、人文学研究科)は、連携して持続可能な開発に関する教育 (ESD) を実施しています。
合同建築・都市設計ワークショップ
パリ・ヴァル・ドゥ・セーヌ国立高等建築学校との学術協力・交流協定締結をきっかけに、都市環境学専攻建築学コースとの間で毎年続く建築・都市ワークショップです。
お互いの大学を行き来し、都市デザインを提案し合います。
知の共創プログラム
「知の共創プログラム」は、名古屋大学環境学研究科の博士後期課程を受験する社会人の中からあらかじめ希望者を募り、当該院生と本研究科の複数教員(複数専攻または複数講座に属する教員)が協力して、さまざまな環境問題の解決に資する教育研究を行うプログラムです。
リカレント教育プログラム
「SDGsの実現に向けた企業の取り組みを支援するための課題発見・課題解決型の高度経営人材育成モデルの構築」
本事業では、名古屋大学大学院でのSDGsに密接に関係する「課題解決型」の「社会人博士後期課程プログラム群」や「大学院カリキュラム群」を「SDGsリサーチオーバル」に登録し、「課題発見型」の企業と大学院をつなぐ「課題共有プラットホーム」と連結することで、課題発見から解決に至る一貫した「高度経営人材の育成のためのリカレント教育モデル」を構築することをめざしています。